田舎の合コンでも人気があるのは公務員、農協

 つくづく思います。男は金だって。

 私の住むところは人口約100万人の田舎です。県庁所在地ではなく、人口10万人足らずの市です。 私は生まれてから35年間ずっとこの町に住んでいます。産業といえば、漁業と農業、あと工業地帯もあり至ってこれといった特徴もない。娯楽はパチンコとスナックがあるだけ。

 勉強ができる子は隣町の進学校に通い、都会の大学に合格し、この何もない田舎からおさらばしてゆく。反対に勉強ができない子は中学生から酒とたばこを覚え始め、地元の工業高校へ進学し、卒業後、土方や地元の工業地帯へと就職していく。

 私はどちらかといえば、やや勉強ができる子だったので、隣町の県立高校の普通科に進学し、地元の国立大学に進学した。そして就職したのは従業員10人足らずのデザイン会社。多少華やかに見えるかもしれないが、実際そうでもない。

田舎でいう男の価値とは金と抱いた女の数だ。私の勤めるデザイン会社は給料は高くない。高卒の土方や工場勤めより低い。なんて情けない。おまけに乗っている車も私がパジェロミニで、彼らはランドクルザーとこれまた完敗。田舎におけるモテ要素は色黒、ランクル、エグザイルで、週末になると近くのドン・キホーテはそんな輩のナンパスポットと化す。そして彼らは抱いた女の数を増やす。

私の場合、出会いというのは、似た境遇の友達が時々開いてくれる合コンだ。合コンでも人気があるのは公務員、農協で、私のデザイン会社はふ~んといった感じ。結局金かよ。田舎って安定志向が強い。出会った男を見て結婚、出産、マイホームを手に入れられるだろうかを見極めている。長男か次男も気にする。義理の親の面倒を見たくないので次男が人気。私は長男なので、ここでも減点。

男は基本大らかで、問題が起こった時にどう解決できるかが重要だと思う。現実、金がある男から結婚が決まっていくのを見ていると気が滅入ってくる。付き合うなら趣味のセンスが合った人が良いので、来月開催されるチャイコフスキーのコンサートに行き、一人で来ている女の子がいれば、思い切って声をかけてみるつもりだ。出会いは狩りだ。自分の好きな場所に、一人で来ている女の子を狙う。

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