女性たちは帰りの電車がなくなってしまい、私が車で2人の女性を送ることに

『二人の女性を車に乗せて』

仕事がかなり遅くなり、女性たちは帰りの電車がなくなってしまい、私が車で2人の女性を送ることになりました。
「遅くまでご苦労さま。疲れただろう」

私のねぎらうと、後部座席の2人は笑って、

「仕事ですから」
「おなかは空いたんじやないか」

彼女たちは夕食は食べてないはずです。

「いいえ」
そのとき二人のうちどちらかの腹がグーと鳴りました。

「よし、それじゃこれから、どこかに食べに行こう。おごるよ」

二人は手を打って歓びました。二人とも独身なので、帰りが遅くなっても大丈夫でした。
最寄りのレストランの駐車場に車を停めて3人は、店に入っていきました。
実は僕は二人の女性のうちのYに気があって、きょうのこの機会を利用して口説いてみようかなと思っていました。それには片方の女性が邪魔になるので、どうしようかと思っているとその女性が私に、

「お酒のんでもいいですか」とたずねました。
「いくらでもやりたまえ」

私は彼女を酔い潰してしまおうと思い、彼女がビールを3本飲んだ後、さらに日本酒をすすめ、最後にチューハイを飲ませると、完全に酔い潰れてしまいました。
その頃には食事も終えていたYが、心配そうに同僚をながめるので、

「これから一緒に送って行こう」
「私の住いはすぐそこですから、どうぞ彼女を、送ってやってください」

そんなわけでYは一足はやく帰宅してしまい、僕は酔って歩くこともできない彼女を車に乗せ、Yから聞いていた彼女のマンションに向いました。
マンションに到着し、まだ朦朧とした彼女を支えて部屋まで行き、バッグから鍵探してドアを開け、室内に入ると、いきなり彼女がしがみついてきました。

「帰らないで」
「いや、これで失礼する」
「だめ」

ますます強く抱きついてくる彼女を持て余して私は、しかたなく室内に上り込みました。
彼女は出口を背にして立ちはだかると、

「あたし、この機会をまってました。今日こそ、私のこの体をあなたに捧げます」
「おい、ちょっと待ってくれよ」

彼女は待ってくれませんでした。

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